華為CFO逮捕、国際金融機関通じ米国のイラン制裁回避の疑い

2018年12月7日華 カナダ司法省が米国の要請で中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者の娘である孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を逮捕した事件で、消息筋はロイター通信に、ファーウェイがイランとの金融取引を禁じた米国の制裁を回避しようとしていたためだと述べた。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が7日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 米国は2016年から、ファーウェイのイラン制裁違反を調査。最近、英金融大手HSBCを通じた違法取引が見つかり調べを進めていた。

 孟CFOは米国に引き渡されるとみられ、米中関係の悪化と貿易戦争の激化は避けられないとの見方が出ている。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、孟CFOの逮捕に中国は強く反発。カナダ駐在の中国大使館が人権侵害だと非難するコメントを発表したほか、中国政府がカナダと米国政府に抗議した。

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