今年最大で最長の大気汚染 濃霧と砂じん PM2.5も上昇 災害 2018.12.04 生態環境省は3日、中国中部と東部の広い地域で激しい大気汚染が続いていると発表した。今年に入り最も広域で、持続時間が長く、最も重い汚染だという。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が同日伝えた。(写真は博訊新聞網のキャプチャー) 同省によると、北京・天津・河北(京津冀)、長江デルタ地区、湖北・湖南などの各地で、濃霧に加えて、砂嵐の砂じんの滞留により大気汚染が継続。62都市で大気汚染物質の平均濃度が「重度」以上となっている。 北京・天津・河北と周辺の41都市では、PM2.5(微小粒子状物質)の平均濃度が「重度」以上に上昇した。 ★参考情報★ ーーーーーーーーーー ●上海でも大気汚染深刻化 PM2.5は200μg/m3 濃霧で黄色とオレンジ警報発令 ●中国北方でオゾン汚染深刻化、脳や心臓疾患のリスク上昇 ●北京で再び砂嵐、PM10濃度急上昇、全市が重度の汚染