小学生の列に暴走車 5人死亡、19人けが、男を拘束-遼寧

 2018年11月23日車中国紙・新京報(電子版)によると、遼寧省葫蘆島市建昌県にある第二小学校の校門前で22日午後12時17分ごろ、猛スピードの乗用車が児童らを次々にはね、児童5人が死亡、教師と保護者を含む19人が重軽傷を負った。(写真は新京報のキャプチャー)

 警察はまもなく、地元に住む無職の男(29)を拘束した。調べに対し男は「最近、夫婦関係が悪く、生きるのが嫌になっていた」などと話している。はねる相手は誰でも良く、車で走りながら探していたという。

 ネットに投稿された画面によると、乗用車は黒色のセダン。スピードを落とさず、横断歩道を渡っていた児童の列に突っ込み、さらに走り続けた。児童らは道路上に次々倒れ、泣き叫ぶ子どももいた。

 警察が車を追跡し、23日午後1時ごろ水路脇に追い詰めた上、男を捕まえた。検査の結果、酒や薬物は検出されなかった。男は拘束の際「後悔している」と述べた。

 中国では子どもを狙った無差別殺傷事件が頻発している。今年10月には、重慶市巴南区の幼稚園に刃物を持った女が乱入、園児を切りつけ14人が重軽傷を負った。6月には、上海市徐匯区の小学校前の路上で、男が小学生2人を刺殺、保護者の女性1人をけがさせた。

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