B52爆撃機が再び南シナ海飛行 米軍は「定例訓練」と説明

 2018年10月19日轟中国のニュースサイト、澎湃新聞によると、米軍のB52戦略爆撃機が16日、南シナ海を飛行した。9月30日にも米海軍のミサイル駆逐艦ディケーターが、南シナ海で中国が実行支配する南シナ海で中国が領有権を主張する島近くの海域を航行したばかり。米軍はB52の飛行について、定例の訓練と説明している。(写真は、新浪網のキャプチャー)

 米CNNテレビによると、B52は米グアム島の空軍基地に所属。米太平洋空軍は「今回の訓練は、米インド太平洋軍司令部の『爆撃機持続的配備(CBP)プログラム』の一部で、2004年3月から定期的に行われている」とのコメントを発表した。同空軍は、飛行が国際法に沿うもので、自由で開かれたインド太平洋の発展のためと説明しているが、どの島の付近を飛行したかは明らかにしていない。

 18日付人民日報海外版は「米軍が艦艇と航空機が何度派遣しても、中国人を脅すことはできない。中国は、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国とともに南シナ海の安定維持に自信を持っている」とする論評を掲載した。

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、米軍艦艇の南シナ海への艦艇派遣などで米中関係は緊張。マティス国防長官の10月初めの中国訪問は取り消された。ただ、同長官は18日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の拡大国防相会議(ADMMプラス)のため訪れたシンガポールで、魏鳳・中国国防相と会談した。

★参考情報★
ーーーーーーーーーーーー

タイトルとURLをコピーしました