台風18号で河南、山東など4省に大雨 10人死亡、640万人被災

2018年8月20日 台風18号(ルンビア)のため河南、山東、安徽、江蘇の4省で観測史上最大級の大雨が降り、河南、安徽、江蘇では洪水などで10人が死亡、河南、山東、安徽、江蘇の4省の被災者は約640万人に上った。ニュースサイトの中国新聞網、中国青年網などが20日伝えた。(写真は新浪網のキャプチャー)

 台風18号は15日に発生し、17日に浙江省に上陸後に北上。江蘇、河南、安徽、山東に大雨をもたらした。今年、華東地区に上陸した台風は4個になった。

 江蘇省徐州市では17日から大雨となり、19日午後2時現在、水害などにより7人が死亡、18人が負傷した。被災者は92万4000人に上った。徐州市では18日夜、銅山区の済復病院では洪水で塀が倒れて病室の壁を破壊。入院患者が3人ががれきに下敷きになるなどして死亡、1人がけがした。 

 安徽省では19日正午までに1人が死亡、13人が負傷。174万8000人が被災。河南省では2人が死亡、340万6000人が被災し、省内では北京~広州高速鉄道が徐行運転した。山東省では19日正午までに29万5000人が被災した。
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