鉄鋼工場から集落にガス漏れ 住民17人中毒、1人死亡 一酸化炭素中毒の症状-山西

2018年8月17日瓦 山西省呂梁市政府の発表によると、同市文水県の鉄鋼製造会社、山西文水海威鋼鉄で15日午前5時30分ごろ燃料用ガスが漏出し、周辺の集落の住民が体の不調を訴えた。17人が中毒して病院に運ばれ、1人が死亡した。ニュースサイトの澎湃新聞などが伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 ガス漏れは約2時間後にはとまった。事故当時、集落には373人がおり、地元政府が安否の確認を急いだ。入院した17人とは別に、住民123人が検査を受けたが、異常は見られなかった。17人は一酸化炭素中毒のような症状だったという。

 同社は1985年9月に設立。鉄鉱石の鉱山を持ち、採掘から製鉄、製鋼、圧延まで一貫して行う。。年産能力は鋼鉄365万トン、熱延鋼板370万トン。工場内に高炉ガス発電設備を備えている。

 中国では工場からの有毒ガス漏出がしばしば発生。今月8日には黒龍江省ハルビン市松北区の冷凍食品製造会社で、冷凍装置からアンモニアガスが漏れ、工員12人が中毒し病院に運ばれた

★参考情報★

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冷凍食品工場でアンモニアガス漏れ 工員12人が中毒 周辺住民が一時避難 ハルビン

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