炭そ病に1人感染の疑い=羊225頭を処分-黒龍江

 黒龍江省佳木斯市樺南県で羊に炭そ病が流行し、8日までに225頭を処分した。炭そ病は人畜共通感染症で、1人が感染した疑いがある。中国本土の報道を引用し、台湾中央社が9日伝えた。

 樺南県の種畜場が7日、現地の動物疾病対策予防センターに、同省七台河市で購入した羊が死んだとの報告があり、調査したところ炭そ病の疑いがあった。県外に運ばれた羊に、これまでのところ異常はない。

 羊に濃厚接触した人を隔離して観察したところ発症はみられなかったが、1人に感染した疑いがあった。

 香港紙・明報によると、今年4月には寧夏回族自治区で3人が病死した羊を食べて炭そ病に感染。1人が死亡した。

タイトルとURLをコピーしました