米ニュースメディアのインターセプトは1日、消息筋の話として、米アルファベット傘下のグーグルが2017年から、中国市場向けにフィルター機能がついた検索エンジンの開発を進めていると報じた。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。
検索エンジンのコードネームは「ドラゴンフライ」で、政治的に敏感な単語、画像、ウェブサイトをブロックできる。グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が17年12月に中国政府高官と会談後、開発を加速した。既に中国政府にデモ版を提供しており、最終版は6~9月に完成する見通しだ。
グーグルは2010年、中国の検閲を不服として中国市場から撤退した。しかし、近年、新しい経営陣のもと中国市場再進出の努力を重ねてきた。これまでに翻訳・人工知能(AI)センターを設立したほか、ファイル管理アプリ「Files Go」の中国版を公開。低価格・高性能のスマートフォン「小米」で知られる北京小米科技(小米)、中国インターネット通販2位の 京東集団(JDドットコム)との提携を進めている
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