
人民日報は先週も3日間、習主席の動静を伝えず、北京では中南海(党・政府の中枢)での「政変」や、習氏の退任などのうわさが流れた。
消息筋によると、中国の指導層は習氏の個人崇拝に対する海外世論の批判を受けて、政府系メディアが習氏個人の活動を頻繁に報道するのをやめさせた。ただ、政府系メディアは、栗戦書・全国人民代表大会(全人代=国会)委員長は16日、「習近平を核心とする党中央を唯一の尊厳とする権威を確かなものにしよう」との発言を伝えている。
人民日報は17日、1面トップで習近平氏の活動を伝えたが、18日には再び報道をやめた。1週間のうちにしばしば変わる報道姿勢に、中国アナリストは戸惑いを隠せない。
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