香港民主派が中国返還21年でデモ=一党独裁の終結要求

  2018年7月1日米中国返還21年を迎えた1日、香港中心部で、民主派団体「民間人権陣線」(民陣)などの呼び掛けにより大規模なデモが行われた。香港星島日報によると、民陣などの発表で参加者は5万人。警察発表では最高9800人で、第1回の2003年以来、最低になった。香港大の研究グループは2万6000人~3万3000人とみている。(写真は台湾上報のキャプチャー)

 台湾メディアの上報によると、今年のデモのテーマは「一党独裁を終わらせ、香港の落ちぶれを拒絶しよう」。デモ隊は午後3時、銅鑼湾(香港島、コーズウェイベイ)地区のビクトリア・パークを出発。香港島・金鐘(アドミラリティ)の政府総部前まで行進し付近で集会を行った。

 香港メディアの東網によると、銅鑼湾の堅拿道天橋付近で、デモ参加者と親中国派団体の「同心護港」のメンバーが罵り合う場面もあったが、衝突などはなかった。
 
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