天然ガスパイプラインが爆発 1年で2回目、作業員24人重軽傷

 2018年6月12日気貴州省黔西南州・晴隆県内の中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ)の天然ガスパイプラインで10日午後11時ごろ爆発があり、作業員24人が重軽傷を負った。同県の同じ天然ガスパイプラインが昨年7月にも爆発事故を起こしている。香港メディアの東網が11日伝えた。

 目撃者によると、爆発とともに炎が数十メートルの高さに上がった。地元当局によると、現場は住民の居住地区からは離れいる。負傷したのはいずれも宿舎で就寝中の作業員だった。

 香港紙・星島日報(電子版)によると、当局は、ガス漏れが爆発の原因とみて詳しく調べている。昨年7月にも同県内の同じ天然ガスパイプラインが爆発し、8人が死亡、25人が重軽傷を負った。

 貴州省では、ミャンマ~中国天然ガス・パイプラインの一部、約303キロが敷設されている。一部が同県内を通過しているが、事故を起こしたパイプラインかどうか、当局は明らかにしていない。
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