特殊警察が北京万達本社ビル突入=金融詐欺団摘発か 事件・事故 2018.06.01 5月31日午後、中国の複合起業、大連万達集団の北京市通州区の本社ビルに重武装の特殊警察隊が突入し約100人を連行した。中国の報道によると、ビル内のテナントの金融会社が、仮想通貨が絡む金融詐欺の疑いで捜索を受けたもようだ。博訊新聞網が1日伝えた。(写真は東網のキャプチャー) 目撃者によると、同日正午ごろから警察のワゴン車が乗り付け、手錠を掛けた男女を乗せて走り去った。ビル内で勤務する会社員は「株、先物などの金融業の人々と聴いている。1社だけではないようだ」と話している。 摘発を受けた企業の1つは、15年に発足し資本金200万元の「北京中嘉科投資咨詢有限公司」。店頭公開株、先物、現物商品、、外貨などの投資を事業としていた。 ★参考情報★ ーーーーーーーーー ●江蘇省・南京で投資詐欺被害者がデモ、警察が11人拘束 ●上海で投資詐欺の被害訴える3千人、市政府窓口で陳情デモ ●ネズミ講型の詐欺投資商品「e租宝」、被害者各地でデモ