米艦2隻の航行の自由作戦、中国国防部が激しく批判

 2018年5月29日米米海軍のミサイル駆逐艦ヒギンズとミサイル巡洋艦アンティータムが27日、南シナ海西沙(パラセル)群島で「航行の自由」作戦を実施したことに対し、中国国防部は「米軍が領海に勝手に侵入した」として激しく批判した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。(写真は星島日報のキャプチャー)

 ビギンズなど2隻は、飛行場の建設やミサイルの配置のほか、中国政府が行政機関の海南省三沙市庁舎を設置するウッディー島(永興島)の12カイリ内を航行した。中国軍は直ちに軍用機と艦艇を出動させ、米艦に警告を行った。

 国防部は「中国の主権に対する深刻な侵害で、中米両軍の相互信頼を損なうほか、関連海域の平和と安全を破壊する」として厳しく批判した。

 ロイター通信によると、今回の航行の自由作戦の範囲は、ツリー島、リンカーン島、トリトン島、ウッディー島。国際社会は中国の南シナ海と各島の領有権を認めていない。

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