商品に「原産国・台湾」表示=無印良品に当局が罰金ー上海

2018年5月24日印 香港紙・星島日報(電子版)によると、良品計画の中国現地法人、無印良品(上海)が商品に「原産国・台湾」と表示して販売していたとして、上海市工商行政管理局から20万元(約343万円)の罰金を科されたことが23日までに分かった。(写真は星島日報のキャプチャー)

 同局によると、無印良品(上海)は昨年8月、包装に「MADE IN TAIWAN 原産国・台湾」と書かれた金属製のハンガーを日本から輸入し、ネットショップや店舗で販売していた。同社は包装を交換した。
 同局検査総隊は今年4月、同社が貨物の点検義務を怠って誤った表示の商品を販売し、「広告法」違反で国家の尊厳を損ねたとして罰金の支払いを命じた。

 無印良品は今年1月、店舗が無料配布した家具のカタログに掲載した地図に、沖縄県尖閣諸島の中国名「釣魚島」の記載漏れがあった」として、国家測絵地理信息局から廃棄処分を命じられた。

 今年2月には、電子機器メーカーの京セラが、中国語ウェブサイトの地図にチベット、新疆、台湾、内モンゴルなどが多くの地域が欠けているとしてネット上で批判を受け、内容を削除するとともに謝罪文を掲載する事件も起きた。

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