自主建造の空母が海上試験、遼寧海事局が航行禁止海域を設定

2018年4月24日空 中国紙・人民日報傘下のニュースサイト、環球網は23日、中国が初めて自主建造した航空母艦「002型」が同日午前、岸壁を離れて海上試験を行ったと伝えた。空母は遼寧省・大連の造船所で建造が進んでいる。台湾紙・聯合報などが伝えた。(写真は星島日報のキャプチャー)

 遼寧海事局は先に、4月20日~28日、渤海に航行禁止区域を設置すると発表。空母の海上試験のためとうわさされていた。

 「002型」は、ウクライナ製を改造した中国初の空母「遼寧」とほぼ同じクラス。排水量6万トンで、J15戦闘機を搭載している。遼寧に比べ設備は先進的で、レーダー、艦載機の格納庫、燃料タンク、動力などが改良された。艦載機の発艦用に、遼寧と同じくスキージャンプ台状の甲板が設置されている。

 軍事評論家によると、中国は今後15年以内に空母6隻を保有する計画。遼寧と002型を除き、発艦用に蒸気式と電磁式カタパルトが設置されるとみられる。

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