山西省・洪洞県の化学メーカーで深セン証取上場の山西三維集団が19日、廃液と廃棄物の不法投棄していたことについて謝罪するとともに、操業を全面的に停止し再発防止策に取り組むと発表した。人民網が20日伝えた。（写真は網易のキャプチャー）
同社の不法投棄は、中国中央テレビ局が17日放送した番組で明るみに出た。中央政府の環境保護部は、山西省政府などと共同で処罰する方針を明らかにした。
同局の番組によると、山西三維集団はスラグや石炭燃焼で生じる灰などの固体廃棄物を、村落から100メートル以内の穴に投棄。また、未処理の廃水を付近を流れる汾河に捨てていた。
当局は、同社の環境保護担当者2人から事情を聴いている。また、不法投棄を黙認していた地元の幹部2人を15日間の行政拘留処分にした。
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