中国軍が台湾海峡で実弾射撃演習、台湾独立派へ警告 安全保障 2018.04.19 中国軍は18日、ロケット砲部隊などが参加して、台湾海峡で実弾射撃演習を行った。中国中央テレビ局の公式ミニブログは演習の目撃は台湾独立派への警告だと報じた。中国の対台湾政策を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の劉結主任も演習について「国家主権と領土の完全を守るため」と説明している。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。(写真は東網のキャプチャー) 台湾・行政院(内閣)の徐国勇報道官は「演習は極めて小規模だが、中国側は誇張しており、台湾が同調する必要はない」と述べ、平静を保つよう住民に呼び掛けた。 香港メディア、東網によると、演習は18日、福建省泉州市沖の台湾海峡で行われ、中国企業が開発した「WS2D」ロケット砲の運用部隊などが参加した。WS2Dは射程400キロで、福建省沿岸に配置すれば台湾全体を攻撃できる。 ★参考情報★ ーーーーーーーーーーーー ●軍用車多数が福建省・福州街路を通過、台湾海峡で実弾演習へ●台湾海峡で18日に実弾演習へ、関係深化の米台けん制か ●台湾潜水艦建造に米企業の参加許可=ボルトン補佐官訪台も