
ティラーソン前長官は先のアフリカ訪問で、中国の対アフリカ投資の潜在的危険性を指摘。このほか中国について、アジア、ラテンアメリカでの影響力拡大に懸念を示し、南シナ海での活動を強く批判し、中国が強く反発した。
しかし専門家によると、中国はティラーソン氏が、これまでの米国の外交政策の継続に努力していたことを評価。ポンペオ氏が、貿易や安全保障問題で前任者よりさらに強硬な立場を取るとみて警戒している。
ポンペオ氏は1月、中国がロシア同様に米国への重大な脅威だと指摘。中国の経済力からみて、米国の支配的地位をさらに脅かすようになるとして、米国が警戒を強めるべきだとの見解を示した。
中国は国務長官交代が米中関係に影響を与えないことを希望している。外交部の陸慷報道局長は14日「中国は新国務長官と協力し、中米関係を引き続き健全かつ安定的に発展させたい」と述べた。
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