ファイアリー・クロス礁に情報・通信拠点、米シンクタンクが指摘

2018 年2月20日南シナ海 米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)傘下のアジア海事透明性イニシアチブ(AMTI)はこのほど公式ウェブサイトで、中国が南シナ海のファイアリー・クロス礁(永暑礁)を情報・通信の拠点施設を建設しようとしているとの見方を示した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が19日伝えた。 

 フィリピンのメディアが先に、中国が南シナ海のファイアリー・クロス礁を含む7カ所で建設中の人工島が近く完成する見込みだと伝え写真を掲載した。

 AMTIは、フィリピンのメディアの写真と、17年末に独自に公開した人工衛星写真を分析し、情報・通信の拠点施設が建設されているのを見つけた。

 中国が南シナ海で建設中の人工島のうち、ファイアリー・クロス礁が最小だが、昨年から建設工事が活発化し、建物の床面積は10万平方メートルに達したという。

 同礁の北東角に、2015年に完成した3000メートル級滑走路を含む重要施設が集中。通信設備やセンサーなども配置されている。

★参考情報★
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイトルとURLをコピーしました