北京の大気汚染一時「重度」に、PM2.5濃度上昇、旧暦大みそかの爆竹で悪化 

2018 年2月16日大気汚染 北京で旧暦大みそかの15日夜、一時「重度」の大気汚染となり、午後11時には大気質指数(AQI)が293を記録した。爆竹や花火のためとみられる。16日付新京報や香港のニュースサイト東網などが伝えた。(写真は易網のキャプチャー)

 北京の大気質は14日、北風の効果で「一級の良」を記録し、PM2.5(微小粒子状物質)濃度の1時間当たり平均値が一桁に低下した。15日には、気圧配置の影響で大気汚染物質の拡散がしにくくなり、PM2.5の1時間当たり濃度が上昇したが、大気質は全体として良好だった。

 しかし、15日夜には低気圧と南風の影響で大気汚染物質がさらに拡散しにくくなった上、爆竹と花火のため、「重度」~「深刻」の汚染となった。PM2.5の濃度が451μg/m3(マイクログラム/立方メートル)を記録し観測点もあった。

 北京・天津・河北(京津冀)地区全体では、15日に一部で軽度から中度のスモッグとなったものの、16日にいったん大気質が改善する見通し。ただ、17~19日には再び悪化し、中度から重度のスモッグが発生するとみられる。

★参考情報★:大気汚染、全体としては改善傾向かも
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