高層ビルのガラス壁割れ落下、自動車に当たるー浙江・杭州

2018年1月19日 浙江省杭州市銭江新城の高層ビル「杭州来福士広場」T2棟51階のガラス壁が突然割れ破片が220メートル下に落下し、乗用車に当たった。車はフロントガラスが割れるなどしたが、運転中の男性は無事だった。ガラスは品質の問題で、自然に割れたとみられる。澎湃新聞が18日伝えた。(写真は、網易のキャプチャー)

 係員が調べたところ、ガラス壁の一部に破裂した跡があり、さらに割れる恐れがあったため、直ちに交換作業を行った。ビルを運営するシンガポールの不動産会社、キャピタランドが破裂の原因を詳しく調べている。

 業界関係者によると、ガラス壁に使われる強化ガラスは、異物として含まれる硫化ニッケルの膨張や、屋内外の気温差が原因で自然破砕することがある。

 被害を受けた男性は「車を運転してビルの地下駐車場から出てきたところ、連続して大きな音が聞こえた。フロントガラスが割れ、ルーフやドアに沢山の傷ができた」と話している。

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