ロケットのブースターが居住地落下、民家炎上もけが人なし  

 広西チワン族自治区百色市で12日、四川省西昌衛星発射センターから同日打ち上げられたロケット「長征3号」のブースターの残骸が落下し、民家が炎上した。けが人はなかった。台湾中央社が伝えた。

 新華社によると、長征3号は測位衛星「北斗」26、27号の2個を積み打ち上げられた。香港星島日報によると、ロケットの発射約1時間後、ブースターの残骸が百色市徳保県に落下し、民家が燃え上がった。

 専門家によると、正常飛行であれば、ロケットの残骸は住民が少ない地点に落下するようあらかじめプログラムされている。ただし、誤差が起きることもあるという。

 中国では居住地へのロケットの残骸落下が頻発。湖南省綏寧県では1990~2013年、約30件の落下があり「残骸の里」と呼ばれている。
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