北京、広東の小学校でB型インフルエンザ流行

 北京市と広東省の小学校を中心に、インフルエンザの流行が拡大している。北京、広東とも主にインフルエンザウイルスB型の感染が確認された。

 北京紙・北京日報によると、北京市では12月最終週の感染者数が前週比48.75%増加した。インフルエンザウイルスA型(H3N2)、同A型(H1N1)、同B型が同時に流行しているが、B型が大多数を占める。

 北京の患者の多くは児童。病院内で他のインフルエンザウイルスに感染し、反復して発症した重症化する例が増えている。

 広東紙・南方都市報によると、同省・広州、深センなどで12月下旬の感染者が上旬の3~4倍に増加した。学校で集団感染が起きており、小学生が感染者の約8割を占める。広東でも主にB型が流行している。

 広東省疾病対策予防センターによると、現在、中国の北方、南方とも各省でインフルエンザの季節的な流行が起きている。各省とも確認されたウイルスはB型が多い。

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