
北京市昌平区崔村鎮の高級住宅街「香堂文化新村」について、当局が違法建築だとして建物の撤去に着手した。住民に1週間以内の退去を命令、電気と水道を止めると警告した。現場では警察官約1000人が出動して、建物の撤去を強行する中、住民の中国政法大法学科の楊玉聖教授が14日、抗議のハンストを始める騒ぎとなっている。北米の中国語ニュースサイト、
世界新聞網が15日伝えた。(写真は
博訊新聞網のキャプチャー)
香堂文化新村は地元政府の土地で、以前は出稼ぎ労働者向け住宅などが建っていた。約10年前から、別荘や伝統建築の「四合院」など高級住宅が建ち始めた。一時は「モデル村」などと呼ばれたが、地元の北京市昌平区政府が違法建築と宣言し、裁判所が期限付きで取り壊しを命じた。
地元政府は12月初め警察力を動員して、強制撤去に着手し、高級住宅約3800戸の住民1万人近くが反発。警察との衝突も起きた。
ハンストを始めた楊教授は、2016年に中古の四合院を購入した。土地の使用や建物建築の許可証を持っており、自宅は合法的と主張している。教授によると、13日から水道と電気の供給を止められた上、自宅の外に監視カメラが取り付けられたという。
●政府庁舎で住民と警察衝突 一時庁舎を占拠 再開発の立ち退き巡り対立-浙江

北京市昌平区崔村鎮の高級住宅街「香堂文化新村」について、当局が違法建築だとして建物の撤去に着手した。住民に1週間以内の退去を命令、電気と水道を止めると警告した。現場では警察官約1000人が出動して、建物の撤去を強行する中、住民の中国政法大法学科の楊玉聖教授が14日、抗議のハンストを始める騒ぎとなっている。北米の中国語ニュースサイト、
世界新聞網が15日伝えた。(写真は
博訊新聞網のキャプチャー)
香堂文化新村は地元政府の土地で、以前は出稼ぎ労働者向け住宅などが建っていた。約10年前から、別荘や伝統建築の「四合院」など高級住宅が建ち始めた。一時は「モデル村」などと呼ばれたが、地元の北京市昌平区政府が違法建築と宣言し、裁判所が期限付きで取り壊しを命じた。
地元政府は12月初め警察力を動員して、強制撤去に着手し、高級住宅約3800戸の住民1万人近くが反発。警察との衝突も起きた。
ハンストを始めた楊教授は、2016年に中古の四合院を購入した。土地の使用や建物建築の許可証を持っており、自宅は合法的と主張している。教授によると、13日から水道と電気の供給を止められた上、自宅の外に監視カメラが取り付けられたという。
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