米航空2社、上海直航便の運航停止 乗組員に配慮

22020年12月03日空 米経済ニュースサイトのCNBCによると、米航空大手、アメリカン航空とユナイテッド航空が、米国と中国上海間の直航便の運航を中止し、韓国経由に改めたことを関係者が明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、乗組員が上海到着時に長時間待たされることや、宿泊先が安価なホテルに限定され、しかも外出を禁じられることなどが理由という。(写真は東網のキャプチャー)

 アメリカン航空は今月から、貨物便に限りロサンゼルス-上海便の運航を始める予定だったが、韓国・ソウル経由を続けることを決めた。上海からロサンゼルスへの帰還は直航となる。ダラス・フォートワースとロサンゼルス発北京行きの貨物機も同じ理由でソウル経由を続けている。ユナイテッド航空の関係者も、サンフランシスコ-上海便をソウル経由に改めた。

 一方、デルタ航空は、シアトル、デトロイトと上海を結ぶ便で、直行便の運航再開を予定している。デルタ航空の労働組合は、既に会社側から提示を受けており、現在、検討を進めている。

 中国の専門サイト、民航資源網によると、上海に到着した外国航空会社の乗組員は、専用の通路がないため、1時間以上も待たされる。多数の便が同時に到着するとさらに時間がかかる。宿泊先はこれまで、5つ星の高級ホテルだった。しかし、最近指定されるホテルは食事も含めてサービスがかなり劣る上、簡単に外出できないという。

★参考情報★
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米航空2社、上海直航便の運航停止 乗組員に配慮

22020年12月03日空 米経済ニュースサイトのCNBCによると、米航空大手、アメリカン航空とユナイテッド航空が、米国と中国上海間の直航便の運航を中止し、韓国経由に改めたことを関係者が明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、乗組員が上海到着時に長時間待たされることや、宿泊先が安価なホテルに限定され、しかも外出を禁じられることなどが理由という。(写真は東網のキャプチャー)

 アメリカン航空は今月から、貨物便に限りロサンゼルス-上海便の運航を始める予定だったが、韓国・ソウル経由を続けることを決めた。上海からロサンゼルスへの帰還は直航となる。ダラス・フォートワースとロサンゼルス発北京行きの貨物機も同じ理由でソウル経由を続けている。ユナイテッド航空の関係者も、サンフランシスコ-上海便をソウル経由に改めた。

 一方、デルタ航空は、シアトル、デトロイトと上海を結ぶ便で、直行便の運航再開を予定している。デルタ航空の労働組合は、既に会社側から提示を受けており、現在、検討を進めている。

 中国の専門サイト、民航資源網によると、上海に到着した外国航空会社の乗組員は、専用の通路がないため、1時間以上も待たされる。多数の便が同時に到着するとさらに時間がかかる。宿泊先はこれまで、5つ星の高級ホテルだった。しかし、最近指定されるホテルは食事も含めてサービスがかなり劣る上、簡単に外出できないという。

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