
米政府系放送局
ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、北京市第二中級人民法院(裁判所)は22日、不動産開発会社、華遠集団(北京市)の元トップで著名実業家の任志強氏に、収賄や業務上横領、職権乱用などの罪で懲役18年を言い渡した。任氏は判決後、法廷で、控訴しない考えを示した。(写真は
RFAのキャプチャー)
任氏は、習近平国家主席や政府指導部への批判を繰り返していた。任氏への重い処罰は、実際には言論が理由とみられている。
任氏は、共産革命に参加した政府指導部の子弟「赤い二世(紅二代)」で、共産党中枢にも太い人脈があるとされる。特権的な地位にある任氏が、重い刑罰を科されたことで、「紅二代」の間に衝撃が広がっている。
北京に住む実業家の董文浩氏はRFAに、懲役18年の重刑について「党中央の指導部を批判するなとの『紅二代』や企業家、学者らへの警告だ」と述べた。
民間研究者の劉静氏は「懲役18年は、予想を越えており、見せしめだ。あらゆる人々が口をつぐむことになる。指導者の気に入らないことを話せば、何かの罪で罰せられる」と語った。
★参考情報★
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米政府系放送局
ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、北京市第二中級人民法院(裁判所)は22日、不動産開発会社、華遠集団(北京市)の元トップで著名実業家の任志強氏に、収賄や業務上横領、職権乱用などの罪で懲役18年を言い渡した。任氏は判決後、法廷で、控訴しない考えを示した。(写真は
RFAのキャプチャー)
任氏は、習近平国家主席や政府指導部への批判を繰り返していた。任氏への重い処罰は、実際には言論が理由とみられている。
任氏は、共産革命に参加した政府指導部の子弟「赤い二世(紅二代)」で、共産党中枢にも太い人脈があるとされる。特権的な地位にある任氏が、重い刑罰を科されたことで、「紅二代」の間に衝撃が広がっている。
北京に住む実業家の董文浩氏はRFAに、懲役18年の重刑について「党中央の指導部を批判するなとの『紅二代』や企業家、学者らへの警告だ」と述べた。
民間研究者の劉静氏は「懲役18年は、予想を越えており、見せしめだ。あらゆる人々が口をつぐむことになる。指導者の気に入らないことを話せば、何かの罪で罰せられる」と語った。
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