
台湾メディアの風伝媒によると、長江に沿う湖北省宜昌市では、大雨に加えて、三峡ダムと葛洲ダムの放水により洪水が発生。市街地に水が流れ込んで車が押し流されたり、住宅が孤立して住民が救出されなどしている。宜昌市では6月27日までに12人が死亡、10人が行方不明になった。また、湖北省襄陽市でも深刻な水害が起き、水に浸かった送電線のため感電死するケースも出ているという。
襄陽市の住民によると、長江の水害シーズンは通常7~8月だが、今年は水位が異常に高い。また現在、三峡ダムと葛洲ダムが全力で放水を行っており、今後、湖北省都の武漢市でも洪水が起きる恐れもある。
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