北京の新型コロナ集団感染、専門家が野生動物説否定

2020年6月26日京 北京市の新発地卸売市場で起きた新型コロナウイルスの集団感染について、中国疾病対策予防センターの首席専門家である呉尊友氏は24日、中国紙・中国青年報に対し、感染源は野生動物でなく、ウイルスに汚染された物品の疑いがあると述べた。(写真は東網のキャプチャー)

 中国全土の新型コロナ感染拡大の発端は、湖北省武漢市の華南海鮮卸売市場。同じ卸売市場のため、北京市新発地卸売市場の野生動物がウイルスを媒介したとのうわさが一時流れた。北京では、新型コロナの新規患者なしが56日間続いた後、突如、集団感染が起きた。これまでの調べで、今回、感染が拡大したウイルスが欧州由来である可能性が指摘されている。

 呉氏は「北京の今回の感染源は物品か人。ウイルスは低温だと生存時間が長いため、低温保存された物品だったかもしれない。あるいは、先に新型コロナの感染拡大地区から戻った業者や買い物客だった可能性がある」と語った。

  一方、ニュースメディアの人民日報海外網によると、北京市が管轄する全病院の医療従事者に対し、このほどPCR検査が一斉に行われた。計7万2277人が検査を受けたが、全員が陰性だった。北京市病院管理センターは、各病院にPCR検査台帳を作成し、医療従事者の管理を強化するよう指示した。

★参考情報★
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北京で出前配送員が新型コロナ感染 直前に配達50件以上
北京の新型コロナ新規患者13人 新発地の感染拡大は収束へ

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 中国全土の新型コロナ感染拡大の発端は、湖北省武漢市の華南海鮮卸売市場。同じ卸売市場のため、北京市新発地卸売市場の野生動物がウイルスを媒介したとのうわさが一時流れた。北京では、新型コロナの新規患者なしが56日間続いた後、突如、集団感染が起きた。これまでの調べで、今回、感染が拡大したウイルスが欧州由来である可能性が指摘されている。

 呉氏は「北京の今回の感染源は物品か人。ウイルスは低温だと生存時間が長いため、低温保存された物品だったかもしれない。あるいは、先に新型コロナの感染拡大地区から戻った業者や買い物客だった可能性がある」と語った。

  一方、ニュースメディアの人民日報海外網によると、北京市が管轄する全病院の医療従事者に対し、このほどPCR検査が一斉に行われた。計7万2277人が検査を受けたが、全員が陰性だった。北京市病院管理センターは、各病院にPCR検査台帳を作成し、医療従事者の管理を強化するよう指示した。

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