中国なお新型コロナ第2波の恐れ 鐘南山氏が指摘

2020年5月19日鐘 国家衛生健康委員会の高級顧問で、感染症の専門家である鐘南山氏はこのほど、米CNNテレビの取材に対し、中国がなお、新型コロナウイルス感染拡大の第2波に襲われる危険に直面していると指摘した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が17日伝えた。(写真は、博訊新聞網のキャプチャー)

 中国では最近数週間、湖北省武漢市と東北地区で、集団感染が起きており、武漢市では市民全員への検査を実施中だ。鐘氏は「中国は海外の一部の国ほど楽観的ではない。中国人はまだ十分な免疫を獲得していない」と述べた。ワクチン開発の可能性についても鐘氏は「有効なワクチンの発売まで、あと数年かかる」と語った。

 鐘氏はさらに、1月に新型コロナ感染拡大の発端となった武漢市を視察した際、現地当局者が感染状況の真実を明らかにしなかったと指摘した。

 国家国家衛生健康委員会の専門家である劉登峰氏は15日、国務院(中央政府)の記者会見で、同委員会が1月初めにウイルスのサンプルを廃棄したことを認めた。劉氏は、研究室内のバイオセーフティーを守るためだったと釈明したが、海外からは証拠隠滅のためだったとの疑念の声が挙がっている。

★参考情報★
ーーーーーーー

中国当局が新型コロナの無症状感染者公表 他機関推計と隔たり

中国なお新型コロナ第2波の恐れ 鐘南山氏が指摘

2020年5月19日鐘 国家衛生健康委員会の高級顧問で、感染症の専門家である鐘南山氏はこのほど、米CNNテレビの取材に対し、中国がなお、新型コロナウイルス感染拡大の第2波に襲われる危険に直面していると指摘した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が17日伝えた。(写真は、博訊新聞網のキャプチャー)

 中国では最近数週間、湖北省武漢市と東北地区で、集団感染が起きており、武漢市では市民全員への検査を実施中だ。鐘氏は「中国は海外の一部の国ほど楽観的ではない。中国人はまだ十分な免疫を獲得していない」と述べた。ワクチン開発の可能性についても鐘氏は「有効なワクチンの発売まで、あと数年かかる」と語った。

 鐘氏はさらに、1月に新型コロナ感染拡大の発端となった武漢市を視察した際、現地当局者が感染状況の真実を明らかにしなかったと指摘した。

 国家国家衛生健康委員会の専門家である劉登峰氏は15日、国務院(中央政府)の記者会見で、同委員会が1月初めにウイルスのサンプルを廃棄したことを認めた。劉氏は、研究室内のバイオセーフティーを守るためだったと釈明したが、海外からは証拠隠滅のためだったとの疑念の声が挙がっている。

★参考情報★
ーーーーーーー

中国当局が新型コロナの無症状感染者公表 他機関推計と隔たり

タイトルとURLをコピーしました