
中国民用航空局などが22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国際航空便で北京に向かう旅客の直行を禁止し、天津や石家荘(河北)、上海・浦東など12カ所での検疫を義務付けることを通知したため、同便は天津に着陸した。
CA934便には中国人212人、インドやフランスなど外国人17人が搭乗。着陸前に、乗客7人に発熱の症状があるとの情報が寄せられたため、天津空港の検疫スタッフが防護服姿で待ち構え、救急車4台と大型バス10台を待機させた。
同便到着後、防護服姿の税関係官が機内に入って調査したところ10人から発熱などの症状が見つかった。10人は係官の誘導で専用通路を通って空港内の隔離区に入り、その後、救急車で病院に向かった。
その後の調べで171人が「濃厚接触者」と判断され、空港がある天津市東麗区の手配で、指定の隔離場所に送られた。
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