新型肝炎81%は軽症 高齢者と病人に最大リスク

2020年2月19日華 科学情報サイトの科学網によると、中国疾病対策予防センターは17日、専門誌「中華流行病学雑誌」で、新型コロナウイルス肺炎の患者7万人を分析した結果、患者の80.9%が軽症で、危険性が最も高いのは高齢者と病人だなどとするリポートを公表した。(写真は同誌サイトのキャプチャー)

 リポートにょると、同肺炎の死亡率は2.3%で、60歳以上が81%を占めた。被害が最も多い湖北省では2.9%、その他区は0.4%。年齢別では80歳以上の患者の死亡率は14.8%。性別では男性は2.8%、女性は1.7%。疾患別では、心疾患患者が10.5%、糖尿病が7.3%、慢性呼吸器疾患が6.3%、高血圧が6.0%、がんが5.6%だった。重体患者の死亡率は49%に上った。

 また、患者数を年齢別にみると、30~79歳が86.6%。地域別では湖北省が74.7%、同省武漢市が85.8%だった。

 リポートがまとめた感染状況の変化によると、昨年12月は小規模な範囲だったが、20年1月に入り拡大した。湖北省武漢市の「華南海鮮市場」で売られていた未知の野生動物から人に感染し、その後人と人の間で感染が広がった。

 リポートは2月11日現在、感染は縮小傾向にあるが終息していない。住宅地や労働現場で、最初の患者を発見しただちに処置することを繰り返し、流行拡大の再燃を防止することが必要と指摘した。

★参考情報★
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