各地で操業再開も患者発生で遅れ 春運旅客数、8割減る

2020年2月17日春 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、新型コロナウイルスの感染拡大の情勢がはっきりと好転しない中、中国の多くの都市で活動が再開し始めている。政府は限定的に業務を再開、各学校は、オンライン学習によりカリキュラムの進行を維持しているほか、企業は段階的に操業を再開した。

 一方で、従業員の感染が操業再開に陰を落としている。北京、重慶、江蘇省・蘇州では、企業で患者が出て、従業員が集団で隔離される例が起きている。ただ、国家発展改革委員会は12日、地方政府に対し、企業の操業再開を認める際の条件を緩和するよう求めた。

 ニュースサイトの央広網によると、都市部への従業員の帰還は遅れているもようだ。交通運輸省の15日の発表によると、今年の春節(旧正月)に伴う40日間の交通機関の交通体制「春運」(1月10日~2月14日)で、1月25日の春節前の鉄道、道路、航空などの旅客数は前年同期比で2%増えた。しかし、春節後の旅客数は前年同期比82.3%減った。

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