新型肺炎を告発の34歳医師死去 警察から訓戒

 2020年2月7日李台湾・中央社によると、新型コロナウイルスとみられる肺炎患者の発生をいち早く告発した、武漢市中心病院の李文亮医師(34)が7日未明、同病院で死亡した。李医師は眼科医師で、患者の治療の過程で同ウイルスに感染し発症した。同病院ではスタッフ多数が同肺炎を発症している。(写真は中央社のキャプチャー)

 李医師は昨年12月30日、メッセンジャーアプリ「微信」で同窓生の仲間に対し「華南水果海鮮市場」でSARS(重症急性呼吸器症候群)の患者7人が出て、自分たちの病院で治療を受けているとの情報を発信した。

 李医師は12月31日、同病院の上司から情報発信をとがめられ、今年1月3日は「ネットで不実の言論を流布した」として警察から訓戒を受けた。

 李医師は1月10日にせきや熱の症状が現れ重症化し、2月1日に同肺炎と診断された。同僚多数と父母も感染した。

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