WHO、新型肺炎の緊急事態宣言を再検討へ

2020年1月30日世 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は29日、スイス・ジュネーブの本部で会見し、新型コロナウイルスによる肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)にあたるかの検討を30日に行うと公表した。WHOは23日、いったんPHEIC宣言の見送りを決めた。(写真はVOA のキャプチャー)

 テドロス事務局長は「患者が増え続けていることと、中国以外でヒトからヒトへの感染の証拠が見つかったことは、深く懸念している。中国以外の数字は少ないが、さらに大規模な感染拡大の可能性はある」と述べた。

 事務局長によると、患者6065人のうち99%、残りは世界15国で起きている。死者132人は全員、中国で出た。新型コロナウイルス肺炎の患者数は、2002~03年に中国から世界に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)を超えた。SARSによる死者は世界で800人だった。

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