
同社は、溶剤として使われる有機化合物の「ジメチルスルホキシド(DMSO)」が主な製品。当局は、有機化合物のチオエーテルが発生し発火したとみている。
当局が調べたところ、工場周辺の大気や水から有害物質は検出されなかった。また、周辺の会社や民家にも、大きな影響は出ていないという。
中国では今月14日にも、広東省珠海市の石油化学品工場で大規模な爆発が起きたばかり。19年3月には江蘇省塩城市響水県の化学メーカー78人が死亡、566人が重軽傷を負う爆発事故が起き、政府が安全操業の徹底を呼びかけた。しかし、その後も各地の化学工場で爆発事故が相次いでいる。
★参考情報★
ーーーーーーー