原因不明の肺炎患者59人 SARSの可能性否定 武漢

2020年1月6日肺 中国湖北省武漢市政府の衛生健康委員会は5日、同市で多発している原因不明のウイルス性肺炎について同日午前8時までに、患者数が59人に増えたと発表した。3日発表時の44人より15人増えた。うち7人は重症だという。(写真は星島日報のキャプチャー)

 同委員会によると、ウイルス性肺炎は新型肺炎(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)、鳥インフルエンザ、インフルエンザの可能性は排除された。現在、原因の究明が進められている。

 同委員会によると、59人の発症時期は1人目が昨年12月12日、最後が12月29日。濃密に接触した163人について、追跡調査を行っている。また、患者の一部は市内の海産物卸売市場「武漢市華南海鮮城」内で経営中の事業者だった。

 香港メディアの東網によると、香港で武漢市から戻った後、発熱や肺炎の症状が出た患者が5日正午までに計17人に上った。香港医院管理局によると、17人は2歳から55歳の男女。一部はA型インフルエンザウイルスなどと診断された。

 香港食物衛生局は、過去14日以内に武漢市への渡航歴があり、発熱などの症状がある場合、届け出を義務付けている。

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