台湾の中央通信社によると、台湾の頼清徳副総統が南米パラグアイ訪問の経由地として、米サンフランシスコに立ち寄ったのに合わせるように、中国軍東部戦区は17日昼、軍訓練のもようを映したビデオ「閲海峡」を公開した。中国メディアは専門家の見方として「台湾独立派への警告だ」と報じた。(写真はRFAのサイト)
ビデオは1分43秒で、中国軍東部戦区がSNS(交流サイト)の公式アカウントを通じて公開した。音楽を背景に、兵士の訓練や戦闘機、軍艦の飛行や航行、パラシュート部隊の降下、上陸訓練の画面が次々に流れる。題名の閲海峡」は「越海峡」と同じ発音で、台湾を意識した内容であることは明らかだ。
中国紙・環球時報は、台湾専門家の話として「海峡は、緊張が高まる台湾海峡を指している。敏感な時期の公開であり、目的は明らか。活動を活発化する台湾独立派に対する警告だ」と話している。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202308170314.aspx
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/5-08172023125713.html
◇参考情報