米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、北朝鮮の通信社、朝中社は24日、中国共産党中央政治局の李鴻忠政治局員が率いる代表団が、朝鮮戦争停戦70周年の祝賀活動に参加すると伝えた。北朝鮮が、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に国境を閉鎖後、中国のハイレベルの代表団が北朝鮮を訪れるのは初めて。（写真はRFAのサイト）
中国共産党中央対外連絡部の胡兆明報道官は24日、（北朝鮮の）朝鮮労働党と政府の招きを受け、中央政治局委員で全国人民代表大会（全人代）副委員長の李鴻忠氏が率いる中国の党・政府代表団が7月26日から北朝鮮を訪れ、停戦70周年の記念活動に参加すると発表した。
北朝鮮は1953年7月27日の朝鮮戦争停戦協定の調印日を「勝利の日」と呼んでいる。今年は調印70周年を記念して大規模な活動を行うものと予想されている。