米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）などによると、中国の著名な画家で彫刻家の岳敏君氏が、中国軍人と中国革命の指導者をからかう絵画を描いたとして、ネット上でバッシングが起きている。（写真はRFAのサイト画面）
中国では今月、北京で行われたトークショーで、人気芸人が中国軍を侮辱したとしてネット上で激しい批判を受けたばかり。芸能会社は、北京市当局から興行禁止と罰金約2億6000万円の支払いを命じられた。
岳氏は、このほど広東省仏山市の美術館で開かれた個展に出展した作品が、中国軍や指導者を醜く描いているなどとして、ネット上で激しい批判の声が噴出。革命の犠牲者の名誉を守ることを義務づけた「英雄烈士保護法」に違反するとして、岳氏を処罰するよう主張する声も挙がった。
岳氏は61歳で、中国本土を代表する芸術家。男性が大口を開けて笑う、自画像のような一連の作品で知られる。2007年の作品の「処決」は、ロンドンで行われた競売で293万ユーロ（約5800万円）の値が付いた。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/6-05232023143028.html
https://std.stheadline.com/realtime/article/1927520/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%BE%B1%E8%BB%8D-%E9%A2%A8%E6%B3%A2%E6%93%B4%E5%A4%A7-%E5%85%A7%E5%9C%B0%E7%9F%A5%E5%90%8D-%E5%A4%A7%E7%AC%91-%E7%B3%BB%E5%88%97%E8%97%9D%E8%A1%93%E5%AE%B6%E5%B2%B3%E6%95%8F%E5%90%9B%E9%81%AD%E7%BF%BB%E8%88%8A%E5%B8%B3%E8%BD%9F
◇参考情報