
中国メディアの中国証券網によると、北京で行われたトークショーで中国軍を侮辱したとして、北京市文化観光局は17日、芸人が所属する芸能会社の上海笑笙文化伝媒に対し、北京での無期限の興行禁止と罰金1335万元(約2億6000万円)の支払いを命じた。芸人と芸能会社にさらに法的責任を追求するとしている。(写真は
RFAのサイト画面)
台湾の中央通信社によると、芸人は李昊石さん(31)。今月13日の午後と夜に行われた2回のトークショーで、飼い犬の動作みて「作風優良、能打勝仗(仕事ぶりが優れ、戦いに勝てる」の8文字が心にひらめいたなどと述べ、観客の爆笑を誘った。この言葉は、習近平国家主席が2012年、中国軍の会議で述べたもので問題視された。
中国軍はその後、この8文字の標語をあらゆるところに掲示した。トークショーの観客の一部がソーシャルメディアなどで「不快になった」、「人民の子弟兵をひどく侮辱した」などと反発。北京と上海の当局が調査に乗り出した。ただ「考え過ぎ」、「笑いにこんな審判が必要か」などと取り締まりを行き過ぎとする書き込みも相次いだ。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、この事件は中国の政府系メディアも大きく報道。中国国営新華社通信は、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」に掲載した論評で「国家を守る人民の軍隊は、誰もが畏敬するべき」と指摘。「8文字の標語に失礼は許されない」などと主張した。中国紙の人民日報も同様の論評を掲載した。
◇出典
https://news.cnstock.com/news,bwkx-202305-5062296.htm
https://www.cna.com.tw/news/acn/202305170206.aspx
https://news.cnstock.com/news,bwkx-202305-5062296.htm
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/meiti/kw-05172023131857.html
◇参考情報

中国メディアの中国証券網によると、北京で行われたトークショーで中国軍を侮辱したとして、北京市文化観光局は17日、芸人が所属する芸能会社の上海笑笙文化伝媒に対し、北京での無期限の興行禁止と罰金1335万元(約2億6000万円)の支払いを命じた。芸人と芸能会社にさらに法的責任を追求するとしている。(写真は
RFAのサイト画面)
台湾の中央通信社によると、芸人は李昊石さん(31)。今月13日の午後と夜に行われた2回のトークショーで、飼い犬の動作みて「作風優良、能打勝仗(仕事ぶりが優れ、戦いに勝てる」の8文字が心にひらめいたなどと述べ、観客の爆笑を誘った。この言葉は、習近平国家主席が2012年、中国軍の会議で述べたもので問題視された。
中国軍はその後、この8文字の標語をあらゆるところに掲示した。トークショーの観客の一部がソーシャルメディアなどで「不快になった」、「人民の子弟兵をひどく侮辱した」などと反発。北京と上海の当局が調査に乗り出した。ただ「考え過ぎ」、「笑いにこんな審判が必要か」などと取り締まりを行き過ぎとする書き込みも相次いだ。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、この事件は中国の政府系メディアも大きく報道。中国国営新華社通信は、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」に掲載した論評で「国家を守る人民の軍隊は、誰もが畏敬するべき」と指摘。「8文字の標語に失礼は許されない」などと主張した。中国紙の人民日報も同様の論評を掲載した。
◇出典
https://news.cnstock.com/news,bwkx-202305-5062296.htm
https://www.cna.com.tw/news/acn/202305170206.aspx
https://news.cnstock.com/news,bwkx-202305-5062296.htm
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/meiti/kw-05172023131857.html
◇参考情報