
中国メディアの澎湃新聞などによると、中国疾病対策予防センターは18日、新型コロナウイルス・オミクロン変異株のXBB.1.5派生型を中国で初めて確認したと発表した。(写真は
東網のサイト画面)
北京佑安病院の呼吸器感染症の専門医師は18日、中国では既に「免疫の壁」ができており、近く新たな感染の波が起きる恐れは小さいと述べた。
専門医師によると、中国では昨年12月以降、オミクロン変異株の派生型14種類を確認した。米国では、新規感染者のうちXBB.1.5派生型が占める割合が40.5%に上る。しかし中国では、未感染者が新規感染者の主体となる見通しだ。
広州医科大学付属・市八病院感染症センターの専門家によると、XBB.1.5派生型は、XBB派生型に比べ免疫を回避する能力が高い。大規模感染が起きるかどうか、見守る必要がある。未感染者と高齢者はワクチン接種を検討するべきだという。
台湾の中央通信社によると、中国の公衆衛生の専門家、曽光氏は「中国では10数億人が短期間内に発症し、自然免疫を得た。また全国のワクチン接種も34億回に上り、免疫の壁は極めて強固。現在、感染しやすい人々は全人口の10%以下だという。
◇出典
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_21971858
https://www.cna.com.tw/news/acn/202302180124.aspx
◇参考情報

中国メディアの澎湃新聞などによると、中国疾病対策予防センターは18日、新型コロナウイルス・オミクロン変異株のXBB.1.5派生型を中国で初めて確認したと発表した。(写真は
東網のサイト画面)
北京佑安病院の呼吸器感染症の専門医師は18日、中国では既に「免疫の壁」ができており、近く新たな感染の波が起きる恐れは小さいと述べた。
専門医師によると、中国では昨年12月以降、オミクロン変異株の派生型14種類を確認した。米国では、新規感染者のうちXBB.1.5派生型が占める割合が40.5%に上る。しかし中国では、未感染者が新規感染者の主体となる見通しだ。
広州医科大学付属・市八病院感染症センターの専門家によると、XBB.1.5派生型は、XBB派生型に比べ免疫を回避する能力が高い。大規模感染が起きるかどうか、見守る必要がある。未感染者と高齢者はワクチン接種を検討するべきだという。
台湾の中央通信社によると、中国の公衆衛生の専門家、曽光氏は「中国では10数億人が短期間内に発症し、自然免疫を得た。また全国のワクチン接種も34億回に上り、免疫の壁は極めて強固。現在、感染しやすい人々は全人口の10%以下だという。
◇出典
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_21971858
https://www.cna.com.tw/news/acn/202302180124.aspx
◇参考情報