北米で4個目の飛行物体撃墜=中国スパイ気球か

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米軍は12日午後、カナダとの国境に近い米五大湖の一つ、ヒューロン湖上空で、正体不明の飛行物体を撃墜した。中国のスパイ気球の可能性がある。

 米軍は、11日にはカナダ上空、10日には米アラスカ上空で米軍のF22となどが撃墜した。4日は中国のスパイ気球とみられる飛行物体を米軍がサウスカロライナ沖で撃墜し、落下物を回収した。

 ヒューロン湖沿岸のミシガン州のホイットマー知事は「国家の安全は最重要事だ。わが州は連邦政府と連携し領空の飛行物体を追跡している。今回、迅速、安全、確実に除去されたことを喜んでいる」とコメントした。

 中国のスパイ気球をめぐって米中関係が緊張する中、日本駐屯の米第7艦隊は12日、米空母ニミッツを中心とする打撃群と海兵第13遠征軍が、南シナ海で演習を実施中だと公表した。艦艇と地上部隊、航空機が参加したもので11日現在も継続中。第7艦隊は、演習開始時期と終了時は明らかにしていない。

 米AP通信によると、第7艦隊の演習は通常の計画に基づくものだが、米サウスカロライナ州沖で中国の気球が撃ち落とされたことで、米中関係の緊張が高まっている。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/8-02122023163046.html

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/11-02122023190522.html

◇参考情報
米下院、中国スパイ気球の米領空侵犯で非難決議

中国「スパイ気球」、米軍が撃墜 国務長官が訪中延期

北米で4個目の飛行物体撃墜=中国スパイ気球か

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米軍は12日午後、カナダとの国境に近い米五大湖の一つ、ヒューロン湖上空で、正体不明の飛行物体を撃墜した。中国のスパイ気球の可能性がある。

 米軍は、11日にはカナダ上空、10日には米アラスカ上空で米軍のF22となどが撃墜した。4日は中国のスパイ気球とみられる飛行物体を米軍がサウスカロライナ沖で撃墜し、落下物を回収した。

 ヒューロン湖沿岸のミシガン州のホイットマー知事は「国家の安全は最重要事だ。わが州は連邦政府と連携し領空の飛行物体を追跡している。今回、迅速、安全、確実に除去されたことを喜んでいる」とコメントした。

 中国のスパイ気球をめぐって米中関係が緊張する中、日本駐屯の米第7艦隊は12日、米空母ニミッツを中心とする打撃群と海兵第13遠征軍が、南シナ海で演習を実施中だと公表した。艦艇と地上部隊、航空機が参加したもので11日現在も継続中。第7艦隊は、演習開始時期と終了時は明らかにしていない。

 米AP通信によると、第7艦隊の演習は通常の計画に基づくものだが、米サウスカロライナ州沖で中国の気球が撃ち落とされたことで、米中関係の緊張が高まっている。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/8-02122023163046.html

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/11-02122023190522.html

◇参考情報
米下院、中国スパイ気球の米領空侵犯で非難決議

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