
感染者はいずれも、他の感染者の関係者で、遺体に接触していた。70代男性も生前、SFTSで死亡した親類の葬儀に参列していた。しかし、男性は、親類の遺体には触れておらず、親類宅に一泊し翌日帰宅したという。
SFTSは、患者の多くは吐き気や食欲不振などにとどまるが、一部は重症化し多臓器不全で死亡することもある。死亡率は10~30%。マダニにかまれて感染するが、患者に血液や体液からも感染する。現在のところワクチンや治療薬はない。
中国では、2020年8月にも江蘇省南京市と山東省青島市で57人がSFTSを発症。うち4人が死亡した。マダニは4月から10月が活動期で、森林や草原に多く生息している。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1734853313827696538&wfr=spider&for=pc
https://www.cna.com.tw/news/acn/202206060188.aspx
◇参考情報