香港メディアの香港01などによると、天津市市場監督管理委員会は6日、不衛生な環境で操業していた疑いがあるとして、天津市西青区の小中学校向け給食会社一社に業務停止を命じた。同委員会は、公安局(警察)と共同で調査チームをつくり、この会社に対する調査を進めている。
写真は百度のサイト画面より)
写真は百度のサイト画面より)
臨時作業員としてこの会社で働いていたネット民が、操業のもようを密かに撮影し、動画投稿サイトにアップしたのがきっかけ。動画には、大量の残飯が散乱する調理場の床や、学校から回収した使用済みの食器を、不潔な水で洗うもようが映っていた。ネット民は動画の中で「子どもがこれを食べるかと思うと、罪悪感を覚える」などと語っていた。
このネット民は職業紹介会社の仲介で、給食会社で雇われた。かぜの症状があったが健康診断はなかったという。 中国のネットメディアによると、この会社は天津の複数の有名小中学校に給食を納めている。動画は天津で子どもを学校に通わせている親に大きな衝撃を与える一方、急速に拡散している。
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