春節の爆竹で大気汚染 東北や長江デルタで深刻化

20220203爆 ニュースサイトの央視網によると、中央政府の生態環境省は1日、今年の春節(旧正月)(1月31日午後7時~1日午前6時)、中国全土の大気質は概ね良好だったが、花火と爆竹の影響により、東北や長江デルタ、中部、新疆の一部地区で重度以上の大気汚染が起きたと発表した。(写真は東網のサイト画面)

 首都圏の京津冀(北京、天津、河北)地区は、大気質が良好で、微小粒子状物質PM2.5とPM10の濃度が去年の春節より79.5%と67.3%それぞれ低下した。北京は花火と爆竹が全域で禁止されているほか、寒気の影響で大気汚染が起きなかった。

 長江デルタ地区は江蘇の南通、泰州、安徽の淮南、浙江の台州など8都市で深刻な汚染が起きた。うち泰州は大気質指数(AQI)が263(重度汚染)を記録し、同地区の各都市中、最悪となった。

 黄河流域の汾渭平原地区では、陝西の渭南、西安、咸陽の3市で軽度の汚染が発生。うち渭南のAQIは118で、同地区では最も汚染が深刻だった。

◇参考情報

北京で今冬最悪スモッグ 暖房季入りと産業回復で
北京でPM10濃度急上昇 一部でAQIが500突破

春節の爆竹で大気汚染 東北や長江デルタで深刻化

20220203爆 ニュースサイトの央視網によると、中央政府の生態環境省は1日、今年の春節(旧正月)(1月31日午後7時~1日午前6時)、中国全土の大気質は概ね良好だったが、花火と爆竹の影響により、東北や長江デルタ、中部、新疆の一部地区で重度以上の大気汚染が起きたと発表した。(写真は東網のサイト画面)

 首都圏の京津冀(北京、天津、河北)地区は、大気質が良好で、微小粒子状物質PM2.5とPM10の濃度が去年の春節より79.5%と67.3%それぞれ低下した。北京は花火と爆竹が全域で禁止されているほか、寒気の影響で大気汚染が起きなかった。

 長江デルタ地区は江蘇の南通、泰州、安徽の淮南、浙江の台州など8都市で深刻な汚染が起きた。うち泰州は大気質指数(AQI)が263(重度汚染)を記録し、同地区の各都市中、最悪となった。

 黄河流域の汾渭平原地区では、陝西の渭南、西安、咸陽の3市で軽度の汚染が発生。うち渭南のAQIは118で、同地区では最も汚染が深刻だった。

◇参考情報

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