国有送電会社の国家電網（北京市）は７日、電力の不足状況が著しく改善し、エネルギー多消費型や大気汚染型の企業を除いて電力供給制限がほぼ解消したと発表した。一方で、冬の電力需要のピーク時になお需給ひっ迫が起きる可能性があるとの見通しを示した。（写真は東網の画面）

　同社によると、同社事業区域で電力の需給は正常に戻りつつあり、燃料の石炭供給も増えている。同区域内での石炭の在庫は9932万トンで、20日間の使用分まで回復した。輪番停電が行われている地域も減少を続け、11月6日現在、ほぼゼロだという。

　中国メディアによると、広東省など華南地区の南方電網（広東省広州市）も、11月4日から3日連続で電力供給制限が行われなかったと発表した。同社で電力供給制限が行われなかったのは5月以降で初めて。

　南方電網が電力を供給する広東、広西、雲南など5省（自治区）の石炭備蓄量は1671万トンで、23日の使用分をまかなえる。現在、備蓄量が7日分以下の発電所はほぼなくなったという。

　一方、国家電網は、本格的な冬の訪れで暖房期に入り、電力需要がピークになると、一部地区で電力不足が再燃する恐れがあると警告した。

◇出展

http://www.sgcc.com.cn/html/sgcc_main/col2017021449/2021-11/07/20211107125353516450218_1.shtml

http://finance.sina.com.cn/china/2021-11-07/doc-iktzqtyu5950577.shtml

https://www.cna.com.tw/news/firstnews/202111070119.aspx

　国有送電会社の国家電網（北京市）は７日、電力の不足状況が著しく改善し、エネルギー多消費型や大気汚染型の企業を除いて電力供給制限がほぼ解消したと発表した。一方で、冬の電力需要のピーク時になお需給ひっ迫が起きる可能性があるとの見通しを示した。（写真は東網の画面）

　同社によると、同社事業区域で電力の需給は正常に戻りつつあり、燃料の石炭供給も増えている。同区域内での石炭の在庫は9932万トンで、20日間の使用分まで回復した。輪番停電が行われている地域も減少を続け、11月6日現在、ほぼゼロだという。

　中国メディアによると、広東省など華南地区の南方電網（広東省広州市）も、11月4日から3日連続で電力供給制限が行われなかったと発表した。同社で電力供給制限が行われなかったのは5月以降で初めて。

　南方電網が電力を供給する広東、広西、雲南など5省（自治区）の石炭備蓄量は1671万トンで、23日の使用分をまかなえる。現在、備蓄量が7日分以下の発電所はほぼなくなったという。

　一方、国家電網は、本格的な冬の訪れで暖房期に入り、電力需要がピークになると、一部地区で電力不足が再燃する恐れがあると警告した。

◇出展

http://www.sgcc.com.cn/html/sgcc_main/col2017021449/2021-11/07/20211107125353516450218_1.shtml

http://finance.sina.com.cn/china/2021-11-07/doc-iktzqtyu5950577.shtml

https://www.cna.com.tw/news/firstnews/202111070119.aspx