中国金融当局、債務危機の恒大幹部から事情聴取

22021年8月20日恒 中国メディアの証券之星によると、中国人民銀行(中銀)と中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)が19日、中国不動産最大手の中国恒大集団(本社:広東省深セン市)の最高幹部を呼んで事情聴取を行った。(写真はRFAのサイト画面)

 同社は、巨額債務の不履行の危機に直面している。中銀の公式ウェブサイトによると、中銀と銀保監会は同社に対し、不動産の最大手企業として債務問題の解決に積極的に取り組み、不動産市場と金融の安定に尽力するよう指導した。また、重要情報を迅速に公開するよう指示した。

 同社は事情聴取に先立ち、債務危機の軽減のため、傘下の自動車製造会社、恒大汽車と不動産管理会社、恒大物業の2社の株式売却に着手した。ロイター通信によると、恒大汽車の電気自動車(EV)事業の売却で中国IT機器大手、小米技術(シャオミ)と交渉を進めている。

 中国最高の金融監督当局が、不動産会社の幹部から事情するのは極めてまれ。不動産シンクタンクの上海易房地産研究院の厳躍進総監は「金融当局は、中国の大手不動産会社が原因の金融リスクを懸念している。不動産会社の資金繰り悪化が、金融リスクに変化するのを防ぐ意図があるのだろう」と述べた。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、恒大集団の中核企業、恒大地産トップで、中国恒大集団創業者の許家印董事長が17日退任した。同社の6月末段階の債務残高は5700億元(約9兆6000億円)で、20年の売上高の5000億元を上回った。

◇出典:

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1708570227390548197&wfr=spider&for=pc

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/1-08192021104321.html
◇参考情報◇

P2P金融の個人投資家がデモ 警官隊が出動、2時間で終息 広州

中国金融当局、債務危機の恒大幹部から事情聴取

22021年8月20日恒 中国メディアの証券之星によると、中国人民銀行(中銀)と中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)が19日、中国不動産最大手の中国恒大集団(本社:広東省深セン市)の最高幹部を呼んで事情聴取を行った。(写真はRFAのサイト画面)

 同社は、巨額債務の不履行の危機に直面している。中銀の公式ウェブサイトによると、中銀と銀保監会は同社に対し、不動産の最大手企業として債務問題の解決に積極的に取り組み、不動産市場と金融の安定に尽力するよう指導した。また、重要情報を迅速に公開するよう指示した。

 同社は事情聴取に先立ち、債務危機の軽減のため、傘下の自動車製造会社、恒大汽車と不動産管理会社、恒大物業の2社の株式売却に着手した。ロイター通信によると、恒大汽車の電気自動車(EV)事業の売却で中国IT機器大手、小米技術(シャオミ)と交渉を進めている。

 中国最高の金融監督当局が、不動産会社の幹部から事情するのは極めてまれ。不動産シンクタンクの上海易房地産研究院の厳躍進総監は「金融当局は、中国の大手不動産会社が原因の金融リスクを懸念している。不動産会社の資金繰り悪化が、金融リスクに変化するのを防ぐ意図があるのだろう」と述べた。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、恒大集団の中核企業、恒大地産トップで、中国恒大集団創業者の許家印董事長が17日退任した。同社の6月末段階の債務残高は5700億元(約9兆6000億円)で、20年の売上高の5000億元を上回った。

◇出典:

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1708570227390548197&wfr=spider&for=pc

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/1-08192021104321.html
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