中国メディアの澎湃新聞によると、湖北省随州市の随県柳林鎮で11～12日に激しい雨が降り、11日午後9時から12時間の累積雨量が503ミリに達した。三方が山に囲まれた柳林鎮の町の中心部が水没し、水深が3.5～5メートルに達した。当局のまとめでは、住民約8000人が被災し、21人が死亡、4人が行方不明となっている。（写真は人民日報のサイト画面）
柳林鎮で水没や損壊した住宅と店舗は2700戸余り。道路11.3キロや橋63カ所、電柱725本が破壊され、電力や通信が途絶している。湖北省政府が事態を重く見て、担当の幹部を現場に急派する一方、消防や警察など約1200人を動員して救助活動などに当たらせている。12日未明までに、住宅などで孤立していた住民78人が助け出された。
中国メディア、人民日報によると、湖北省は8日以降、省内のほぼ全域が大雨に見舞われた。11～12日に襄陽と随州、孝感の３市で28万6100人が水害で被災し、7216人が避難した。湖北省危機管理庁は12日、襄陽市などを対象に水害の緊急態勢を始動。省政府から４つの専門チームを派遣して指導や被害状況の評価活動などに当たらせている。
同庁は12日、被害が深刻な随州市に対し、テントや折り畳み式のベッドなど救援物資2000件を送った。
※出典
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_14024356
https://wap.peopleapp.com/article/6278376/6173710
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