広東省広州市で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済と企業が打撃を受けているため、市政府が23日、借入金返済の猶予や店舗賃貸料の減免などを内容とする経済対策を公表した。台湾中央通信社が伝えた。
広州市では5月下旬から、新型コロナの感染が拡大。同じ珠江デルタ地区の仏山や珠海、深センなどの各市にも広がった。感染の発端はまだ調査中だが、地元ではレストランなど飲食店を通じ感染が拡大したとみられている。このため飲食店を中心に、経済が深刻な打撃を受けている。
広州市が23日発表した経済対策は「苦境緩和、負担軽減、経営支援」の3分類のもとで9項目を実施する。広州市政府は、対策により企業負担が計300億元(5138億円)以上、減少すると試算している。
苦情緩和は中小企業の借入金返済の猶予や金利引き下げ、負担軽減は店舗やオフィスの賃貸料の減免などが柱。経営支援では、宿泊飲食業、小売業、観光業、コンベンション業などを対象に、道路の臨時占有の許可やイベントの会場賃貸料に対する補助金などを盛り込んだ。
★参考情報★
●広東で新型コロナ新規患者19人 広州で一部住民隔離
広東省広州市で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済と企業が打撃を受けているため、市政府が23日、借入金返済の猶予や店舗賃貸料の減免などを内容とする経済対策を公表した。台湾中央通信社が伝えた。
広州市では5月下旬から、新型コロナの感染が拡大。同じ珠江デルタ地区の仏山や珠海、深センなどの各市にも広がった。感染の発端はまだ調査中だが、地元ではレストランなど飲食店を通じ感染が拡大したとみられている。このため飲食店を中心に、経済が深刻な打撃を受けている。
広州市が23日発表した経済対策は「苦境緩和、負担軽減、経営支援」の3分類のもとで9項目を実施する。広州市政府は、対策により企業負担が計300億元(5138億円)以上、減少すると試算している。
苦情緩和は中小企業の借入金返済の猶予や金利引き下げ、負担軽減は店舗やオフィスの賃貸料の減免などが柱。経営支援では、宿泊飲食業、小売業、観光業、コンベンション業などを対象に、道路の臨時占有の許可やイベントの会場賃貸料に対する補助金などを盛り込んだ。
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