広東省衛生健康委員会は5月31日、地元で感染した新型コロナウイルスの新規患者20人を前日確認したと発表した。18人が同省広州市、2人が仏山市の住民だった。広東省の累計患者数は2455人で、うち64人が治療を受けている。（写真は東網のサイト画面）

　台湾中央通信社によると、広東省の今回の感染拡大は、広州市茘湾区の飲食店を発端に茂名、仏山に拡大したケース、深セン市塩田区港の外国船舶の作業員の関係者の2系統に分かれている。

　うち飲食店で感染した女性（75）は従業員で21日に患者と診断され、インド変異ウイルスに感染していた。女性はマスクなしで給仕していた。広州のケースは、過去6回の感染拡大に比べ、感染力が強く拡大が速いという特徴がある。

　塩田港では21日、外国貨物船で働いていた作業員から無症状感染者が見つかり、その後数日内に新たに7人が見つかった。全員が外国貨物船で作業していた。また、5人から英国型変異ウイルスがみつかった。

　広州市茘湾区と仏山市禅城区、深セン市塩田区では26日から、住民全員にＰＣＲ検査を実施した。塩田区では、住民全員のワクチン接種を呼び掛けた。

　広州の地元紙によれば、現在、中国本土への入国者のうち９割が広東省に集中。平均3万人が隔離されている。

　広東省衛生健康委員会は5月31日、地元で感染した新型コロナウイルスの新規患者20人を前日確認したと発表した。18人が同省広州市、2人が仏山市の住民だった。広東省の累計患者数は2455人で、うち64人が治療を受けている。（写真は東網のサイト画面）

　台湾中央通信社によると、広東省の今回の感染拡大は、広州市茘湾区の飲食店を発端に茂名、仏山に拡大したケース、深セン市塩田区港の外国船舶の作業員の関係者の2系統に分かれている。

　うち飲食店で感染した女性（75）は従業員で21日に患者と診断され、インド変異ウイルスに感染していた。女性はマスクなしで給仕していた。広州のケースは、過去6回の感染拡大に比べ、感染力が強く拡大が速いという特徴がある。

　塩田港では21日、外国貨物船で働いていた作業員から無症状感染者が見つかり、その後数日内に新たに7人が見つかった。全員が外国貨物船で作業していた。また、5人から英国型変異ウイルスがみつかった。

　広州市茘湾区と仏山市禅城区、深セン市塩田区では26日から、住民全員にＰＣＲ検査を実施した。塩田区では、住民全員のワクチン接種を呼び掛けた。

　広州の地元紙によれば、現在、中国本土への入国者のうち９割が広東省に集中。平均3万人が隔離されている。